岩下書店 | 復刻版浮世絵木版画専門店
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摺の順序

江戸時代当時の人々が手に取った物と同じ、摺りたての「復刻版浮世絵」ならではの色の鮮やかさと風合い。
それがどのように作られているか、江戸時代からの職人技を引き継ぐ現代の名工の仕事をご紹介します。

摺の順序

最初に主版の輪郭線を摺り、次に色版を摺り重ねていきます。
色版は、摺りの面積の小さい色、さらに薄い色から摺られていきます。

まず輪郭線の部分を摺る
まず輪郭線の部分を摺る
舟の薄い肌色を摺る
舟の薄い肌色を摺る
舟が浮かび上がって見える
舟が浮かび上がって見える
舟のねずみ色部分を重ねて摺る
舟のねずみ色部分を重ねて摺る
舟に立体感が出る
舟に立体感が出る
波しぶきの明るい藍色を摺る
波しぶきの明るい藍色を摺る
波に迫力が出る
波に迫力が出る
藍色を摺る
藍色を摺る
さらに迫力が出る
さらに迫力が出る
波の動きを出す濃い藍色を摺る
波の動きを出す濃い藍色を摺る
波にうねりが出る
波にうねりが出る
空の部分に淡い紅色を摺る
空の部分に淡い紅色を摺る
画面全体に奥行きが出る
画面全体に奥行きが出る
富士のまわりにねずみ色のぼかしを摺る
富士のまわりにねずみ色のぼかしを摺る
より一層、富士に深みが出る
より一層、富士に深みが出る
濃いねずみ色を摺る
濃いねずみ色を摺る
くっきりと富士が浮かび上がる
くっきりと富士が浮かび上がる