相州七里ヶ浜 (そうしゅうしちりがはま)
七里浜から稲村ヶ崎への眺望、その上に描かれた白雪をいただいた富士山の遠望です。 左手の島は江の島でしょう。広がる大洋と岸辺の小波に対して、・・・
七里浜から稲村ヶ崎への眺望、その上に描かれた白雪をいただいた富士山の遠望です。 左手の島は江の島でしょう。広がる大洋と岸辺の小波に対して、・・・
河口湖北側にある三坂峠からの「さかさ富士」を絵にした作品です。 湖面は波ひとつなく静かで、その水面に裏富士がくっきりと写っています。湖畔の・・・
穏田は現在の明治神宮のあたりになりますが、その昔は江戸の郊外でした。 これは水車小屋が主体の絵ではありますが、水車から溢れんばかりにこぼれ・・・
田園であった江戸時代の目黒。当時は大名の鷹狩りの遊び場として有名でした。 この絵は左右相対に描かれ、その中央に富士山を遠望で描いています。・・・
いかにも甲州の富士山の裏を思わせる作品です。 そびえ立つ岩山の間に見える富士山の描写も厳しい姿で描かれています。身延川の急流も波を立てて流・・・
ここは箱根八里の難所で、旅人の心を慰める芦の湖周辺を描いた作品です。 この絵は整然と描かれていますが、画面にかなり多くの霞を用いるあたりは・・・
この絵には富士山の姿は描かれていません。 なぜなら、この荒々しい岩肌こそが富士山そのものだからです。この絵は峨々たる山中の富士登山者を描い・・・
46枚中、もっとも華やかな美しさを見せたこの絵は、浮世絵史のなかでも花見風景として際立った作品です。 満開に咲き誇る桜の木の配置が絶妙で、・・・
「武州干住」の田園風景とちがい、同じ干住でも干住の花街の裏手を遠くに見た、街道の賑わいを描いています。 街道を進む大名行列の一行の土を踏む・・・
五百羅漢寺は本所竪川五つ目(現在の江東区大島町付近)にあり、江戸の名所のひとつでした。 「さざい堂」はその寺内にあった三層の堂宇で、ここか・・・