こちらは摺師さんの工房で見せていただきました。
橋口五葉(1881年〜1921年)、
『髪梳ける女』です。
左手は豊かな髪をひとまとめに持ち、
右手に持ったつげ櫛で
髪を梳いている女性。
これ、木版画なんですよね・・
人間の力って
一体どこまで可能なんだろう。
そして、これもまたすごい。
ため息しか出ません。
竹内栖鳳(1864年〜1942年)、
『班猫(はんびょう)』です。
ふわふわした猫の毛並み、
柔らかな体。
これ、木版画なんですよね?
わかってはいますが
確認してしまいました。
肉筆画と言われても
わかりません。
思うのは、
絵師の素晴らしさはもちろんですが、
彫師、摺師の底力。
誰もが驚く緻密な仕事。
この仕事に向かい合ってきた
プロの言葉を
間もなく皆様にご紹介させていただきます!!