亀山 雪晴 (かめやま ゆきばれ)
庄野から8キロ。東海道五十五枚中の三代役物の一つとなっている傑作です。 左手の山の端の薄紅の色から沖天へ向かっての澄みきった藍の色の美しさ・・・
庄野から8キロ。東海道五十五枚中の三代役物の一つとなっている傑作です。 左手の山の端の薄紅の色から沖天へ向かっての澄みきった藍の色の美しさ・・・
石薬師から3キロの庄野。本作は広重の傑作名高い作品です。ひたひたと坂路を走り、上下する人々の足音、藪をざわめかしてはサアッと降る夕立の音やしぶきを見る・・・
四日市を出て43キロ。もとは参宮道でしたが、元和元年(1615)から石薬師は東海道の宿駅となりました。 林のなかに描かれた寺は西福寺といい・・・
桑名から12.8キロ。 一面の芦萩は強風になびき、渡し場と思われる土手と板橋に二人の旅人の姿がありますが、一人は風に飛ばされる笠を追いかけ・・・
宮から船に乗り、伊勢湾を渡ったところにある桑名宿。この船旅を「七里の渡」と呼んでいました。 港の入口に建つのは桑名城。築城は天正の初め、滝・・・
鳴海から6キロ。宮は熱田神宮の門前町になり、これは熱田神宮の夜の馬追いの神事を描いています。 右手に大きく鳥居を見せ、二頭の馬を追う祭りの・・・
池鯉鮒から11.3キロ。ここ鳴海宿は名古屋有松地区の西になり、絞り染めの産地として知られていました。 画題にある有松絞りはさらに有名で、鳴・・・
岡崎から15.3キロ。この地の知立明神の池には、多くの鯉や鮒が飼われていたため、地名になったといわれています。 毎年4月25日から10日間・・・
藤川から6キロ。この地は東海道中でも知られた繁華な町でした。 若い徳川家康の居城でもあり、「五万石でも岡崎さまは、お城下まで船がつく」の里・・・
御油から1.7キロ。庭のそてつの大樹を中央に旅篭屋の情景が描かれ、前の「御油」は旅篭屋の前、中に入ってこの「赤坂」の図といったところでしょうか。 ・・・