狐火の言い伝えを描いた「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」
2016.12.30
昭和40年発行の書籍「江戸百景」、
下に見えるのは
昭和39年発行の書籍「富嶽三十六景」。
これも先日お借りした宝物。
かなり年季が入っているので
ページをめくるのも
慎重に丁寧に取り扱わないと
バラバラになってしまいます。
でもそれが逆に味わい深いんだなぁ。
さて、
明日は大晦日ですね。
そこで
江戸名所百景「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」を
探してページをめくってみました。
ありました、
江戸名所百景の中で唯一、
ファンタジーを描いたこの作品。
ファンタジーと言ったら変でしょうか。
「狐火の言い伝え」の方が
しっくりきますね。
大晦日の夜になると
関東中の狐が王子稲荷神社に参上するために
狐火を灯しながら、神社近くの榎の木の下に集まったのです。
そして木の下で身なりを整え、揃って参拝に向かいました。
狐火の量で翌年の吉凶を地元の人たちは占ったのだとか・・・。
調べてみると
東京都北区王子では、この伝説をもとにしたイベント
「王子・狐の行列」が大晦日に行われているそうですね。