「こんな浮世絵、見たことない!」
そう、まさに、そんな気持ちで作った
「浮世絵リミックス〜もうひとつの浮世絵シリーズ」がこちらです!
(ぜひ、画像の上をクリックしてみてください。大きく見えます)
えっ??
これって、どういうこと!?
皆様の心の声が聞こえてくるようです!
そうなんです、これは
・葛飾北斎 富嶽三十六景「凱風快晴」
・葛飾北斎 富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」
これら3つの浮世絵の見せどころを切り抜いて
新たに作った作品なのです。
いかがですか、
ものすごい大迫力の浮世絵がひとつ生まれました。
レイアウトしながら、胸が高鳴り、
これはすごいことだ!とずっとドキドキしていました。
出来上がった今もドキドキです!
*
「好きなシーンだけ合成して見てみたい」
そもそも、最初はいたってシンプルな動機でした。
これもあれも好き。
好きなものを集めて組み合わせてみたら、
どんな世界が広がるだろう。
その気持ちが嵩じて、「浮世絵リミックス」は生まれました。
葛飾北斎、歌川広重。
二人の巨匠の作品を、恐れ多くも切り抜きし、自由自在に組み合わせ。
すでに動かしようのない構成美で完成している作品に、
手を入れるという畏れと魅惑を感じながら。
アナログの最骨頂でもある木版画に、
手を入れることができるのは、デジタルのなせる技。
つまり、「浮世絵リミックス」は、
現代だからこそ表現できるアートなのです。
さぁ、天上で巨匠たちは、驚いているでしょうか。
それとも、あっぱれ!と豪快に笑っているでしょうか。
浮世絵リミックスを「掛け軸」にしてみました。
(こちらも画像の上をクリックしてみてください。大きく見えます)
飛鳥時代からの歴史を持つ掛け軸と、
江戸時代から多くの人に親しまれてきた浮世絵。
このふたつの文化を掛け合わせてみました。
浮世絵の中でも特に人気のある、赤富士で有名な「凱風快晴」、
外国の方も喜ぶ「神奈川沖浪裏」、
大鷲が大迫力の「深川洲崎十万坪」。
これらをミックスさせてみたら、
ご覧のとおりの新しい刺激的な世界が誕生しました。
【 タイトル 】 TEPPEN(てっぺん)
*STORY*
「深川洲崎十万坪」の大鷲の体と鋭いくちばし、
「凱風快晴」の山肌と山頂部、
「神奈川沖浪裏」の盛り上がったしぶきの先端。
ピンと張り詰めた空気と緊張感、
そして測り知れない集中力。
3作品の最高の見せどころを、ここに一気に集めました。
奇跡の瞬間のような、この間合い。
大鷲が波のしぶきを目がけているのか、
波が大鷲を飲み込もうとしているのか。
それとも、威風堂々とした赤富士が
大鷲と大波を黙らせてしまうのか。
三者三様の気の高まりが一枚の画となって、
今までに見たことのない大迫力の作品になりました。
*
TEPPEN(てっぺん)は、3つの浮世絵から構成されています。
歌川広重
名所江戸百景「深川洲崎十万坪」
名所江戸百景シリーズの中でも、特に人気のある本作品。夜空のもと、雪に覆われた埋立地、そして、よく見ると波間にはどこからか流れ着いた木の樽が浮かんでいます。見ているだけで寒々しい風景ではありますが、その感覚さえも払拭するのは、大鷲の存在感。何よりもこのアングルがすごい。羽ばたきの音、何やら獲物を狙った大鷲の鼓動が、静かに伝わる生命力あふれる作品です。
葛飾北斎
富嶽三十六景「凱風快晴」
北斎の最高傑作といわれ、別名「赤富士」と呼ばれています。夏の早朝、太陽の光を浴びた富士が、赤く染まって見える、ごく稀に見られる現象を描いています。実際にこの風景を見ると大変縁起が良いと言い伝えられ、この作品も開運の象徴とされています。青空に鱗雲がたなびき、赤みを帯びた山肌を抱く富士の景観をあますことなく表現し、見る者の心に感動を揺り動かします。
葛飾北斎
富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」
世界的にも有名でこれほど多くの人に知られた傑作はありません。北斎は、この大きな波の描写をマスターするのに約30年もの年月を費やしたと言われています。その大怒濤の逆巻く波の間に、人々の乗る舟のいかに小さく危なげなこと。ダイナミックでスリルに満ちた大迫力の向こう、遠景の富士が静かに見守っています。動と静のバランスがなんとも絶妙な構図になっています。
商品名 浮世絵リミックス TEPPEN(てっぺん)
価 格 56,160円(税込)
サイズ 尺五立 幅54.5cm×丈190cm
軸 先 新唐木
収 納 桐箱収納
本紙用紙 掛け軸専用の美術印刷用高級化繊(ポリエステル)
本紙印刷 商業オフセット印刷に用いる4色を超える10色インクを使用
※ご注文をいただいてから、お手元にお届けするまでに
1ヶ月から1ヶ月半のお日にちを頂いております。
大迫力の浮世絵リミックス「TEPPEN」。
和室に、重厚さと活気を演出します。
桐箱に収め、さらに頑丈なパッケージに
入れ、梱包してお送り致します。
「浮世絵リミックス」は、このほかにも様々な浮世絵を掛け合わせ、
新たな作品を生み出してまいりますので、お楽しみに!!