岩下書店 | 復刻版浮世絵木版画専門店
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浮世絵まち歩きその1~浅草に行ってまいりました~

先日久々に浅草に行ってまいりました。

日曜日ということもあいまって、本当に大混雑!
いやー、ひと昔前に比べ本当ににぎやかになりましたね。

今回は都営浅草線で行ったのですが、地上出口すぐにあった看板に目が釘付け

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浅草は浮世絵においても数多くのモチーフに取り上げられている場所。
なんだかわくわく感が一気に高まってまいりました。

人混みをかき分けかき分け進むわけですが、本当にどこへ行ってもご覧のとおり

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金沢文庫にほど近い鎌倉も、ふだんから混雑していますが

浅草はその数段上を行っている感じ。

まずは雷門前に到着

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その対面にある観光案内所にお立ち寄り。

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このロゴマークなんかもすごくいいかんですね!(蝦蛄家紋のほうがもっといいですが笑))

パンフレットも各国語に分かれて数多くとりそろっていました。
さすが浅草。

その後は路地に入り、ちょっとひと段落。

ひと気は少ないですが、ひっそりとこんな素敵なたたずまいの天ぷら屋さんを発見

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本日貸切とのことで残念ながら中はのぞけませんでしたが、江戸情緒たっぷりでほんと素敵でした。

お昼もまだだし、さて何処に向かおうか?と思っていたらなにやらアウトドアな居酒屋さん街が!
暖かなお昼のひと時。思わず

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えぇ・・・飲んでしまいました。

秋のほっとした午後のひと時。堪能させていただきました。

軽く口を湿らせたのちに向かったのは

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「まるごとにっぽん」さん。

日本の伝統文化を一堂に集めた最近話題のスポット。
興味津々でいざ中へ。

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思いのほか混雑はしていませんでしたが、程よくにぎわっていました。

中は洗練された感じで、上階では随時イベント催事もあるようです。

意外だったのは外国人の方が少なかったこと。
外国からきた方は、やはりリアルな浅草を感じたいのかもしれませんね。

その後、街をぶらぶら。

するとこんな看板が

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いかにも浅草らしい!
人力車での観光案内も活発なんですが、演芸場が立ち並ぶこの界隈では、随所で

「ビートたけしさんが・・・」

というフレーズが。

やはり世界の北野は浅草のヒーローなんですねぇ~。

そのままぶらりと歩いていたら素敵な看板が

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こちらは、外国人版画家のデービッド・ブルさんのお店

木版館さんでした。

デービッドさんは木版の魅力に見せられ来日。独学でその技術を習得されたすごい人。

作品も伝統的な浮世絵版画の復刻からukiyo-e heroesというオリジナルの作品も製作しており、その独自の活動は数々のメディアにも取り上げられています。

お店の中は工房と木版の擦り体験ができるスペースが中心で、かわいい木版画の展示販売もしておりました。

時間の都合で少ししか入れませんでしたが、またアポイントを取ってしっかりとお話を伺えればなぁと思っております。

その後も商店街を歩いていると

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浮世絵チックな絵が。浅草には浮世絵が本当になじんでいますね。

そしてついに

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そう、雷門!

浅草のシンボルに到着です。

しかし、本当に個々の混雑はすごい!

参道は満員電車さながらです。

でも、せっかく浅草に来たのだからとしっかりお参り。

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御利益あるといいなぁ。

そして混んでいる参道を抜け、上野方面へ。

人混みのにぎやかな中心部からかっぱ橋の道具街にかけての道すがら、素敵なお寺が。

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参道から奥に見えるその姿が何ともすがすがしい!

なんかすごく気が通っているとでもいうのでしょうか。本当に気持ちのいいお寺なんです。

近づいてみると、なんとここが

浅草本願寺

浮世絵好きの方であればよくご存じの


富嶽三十六景『東都浅草本願寺』のモチーフとなっているお寺。

作品は正月のすがすがしさを表現した一枚ですが、実際の本願寺もそれにたがわず気持ちのいい雰囲気。

北斎もその雰囲気をこの作品に込めたんですね。

なんともすがすがしい場所を最後に訪れることができてよかった!

そんな感じで浅草への小旅行これにておしまい。

また行ってみたい日本を感じるスポットでした。

皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。