金沢文庫 | 復刻版浮世絵木版画専門店
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沢村宗十郎の名古屋山三と三世瀬川菊之丞の傾城かつらぎ

寛政六年七月、都座の「けいせい三本傘」の出演俳優を描いた作品です。この図の特徴のひとつとして、色彩が背色の白雲母摺と対映して、他の写楽の作品と比較して最も派手であるということです。

名古屋山三の着物の宝づくしの模様も派手であり、かつらぎの薄紅の着物も派手ですが、この派手さをかつらぎの打掛の黒が中央に位置して、しっかりと引きしめ、この絵を安定させているのはさすがの一言です。また、左上から画面を三角にとった思い切った構図に加え、この絵はいくつかの三角形の集積によって構成されています。さらに三角形の右辺を五段に段階をつけて単調をふせぎ、同時に調和を見せています。三角形を基調とする構図は写楽独特のもので、本図が最もその特徴を見せています。


宝づくしの模様、かつらぎの薄紅の着物とつらぎの打掛の黒とのコントラストが見事です。

役者二世瀬川富三郎す家紋は「丸に七五三結綿」です。

東洲斎写楽を見出したのは,元祖出版プロデューサー蔦屋重三郎でした。

商品サイズのご案内

弊社の中判の作品は約32.5~34cm×22~24cmの越前奉書(和紙)(一部商品を除く)に
摺られております。
専用額の大きさは横44cm×縦37cmとなっております。

サイズについての詳細はこちらをご覧ください。

制作動画のご紹介

浮世絵木版画「金沢文庫」がおくる、彫りと摺りの世界を動画でご紹介しています。
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専用額のご案内


浮世版画にぴったりな専用額をご用意しました。

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アクリル仕様は紫外線から大切な作品を守ります。

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東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)

生没年不詳
寛政6年(1794)、浮世絵界に彗星のように登場し、わずか10ヶ月の作家活動の間に140数点もの浮世絵を世に送り出すと忽然と姿を消しました。写楽は大判のしかも背景を高価な黒雲母摺という尋常ならぬデビューを果たしました。版元の蔦屋重三郎は、歌麿が重三郎の専属を離れたのちに大々的に写楽を売り出しましたが、次第に大判が少なくなっていきます。その理由として、写楽の人気役者であろうと美化せずに、ありのままを描きとる筆致は、役者ファンをはじめ当時の人々の好みに合わなかったからなのかもしれません。しかし、どれも躍動感にあふれた役者絵は見る者に強烈なインパクトを与え、海外でも高い評価を得ています

東洲斎写楽選 東洲斎写楽

写楽の作品が重んじられる理由のひとつに、その遺品が少ないということにあります。また残念ながら写楽の芸術を理解し、認識したのは日本ではなく海外が先でした。日本人が彼の作品を認めない間に、多くの作品は海外に流れ、その芸術が絶賛されたのです。昭和18年、海外から持ち帰った松方コレクションが博物館に入り、その数も増した程度であり、こうした限られた少数の作品を復刻したのがこの40作品で、いずれも写楽の大傑作です。