秋晴れのなか、
「おとなのアート&デザインの学校 CORNER」に行ってきました。
アートやデザインを1から学ぶ大人のためのスクールなのだそうです。
授業一覧を見るとどれも気になるものばかり。
なかでも私の場合はやはりこちら、
「江戸絵画の見かたを身につけよう」が
気になって仕方ありません。
内容は
『江戸時代に活躍した個性豊かな絵師たちと
作品の見どころを年代順に解説!
時代を超え、現代にも影響をあたえる
江戸絵画300年の流れをたっぷり学ぶ入門講座』
いや〜
おなかいっぱい、という感じでした!
2時間の講座は中味がぎっしり。
江戸絵画の母体をつくったとされる狩野探幽(かのう たんゆう)からはじまり、
総勢43人の絵師の作品を見ながら、
講師の安村敏信先生のユニークな解説に聞き入ってきました。
安村先生は日本美術史学者で、
社団法人日本アート評価保存協会事務局長・国際浮世絵学会常任理事をされています。
著書もたくさんあり、そのなかのひとつ「絵師別江戸絵画入門」を
私は読んでいます、というか読みはじめました。
江戸時代300年の絵画の流れがひと目でわかる入門書ということで、
ページをめくるたびに新しい世界を知ることができます。
安村先生の講座を聞いて、
すっかり江戸絵画にハマってしまい、
帰り道に購入したのです。
講座のなかで、
歌磨や写楽、北斎、広重が出てくると
普段、復刻版浮世絵で接しているせいでしょうか、
人混みのなかで親しい人に会ったような
妙な嬉しさを感じました。
安村先生の解説がとてもわかりやすく、
しかもプッと笑える場面も多々あったので、
また講座を開いてほしいなあと思います。
そんな感想を伝えつつ、
校長の稲葉裕美さんとしばしお話をさせていただきました。
「絵画はわからないまま見るよりも、
学んで知ってから見ると、
とっても面白いと思います」と稲葉さん。
はい、まったく同感です!!
そんな稲葉さんのアツイ想いはこちらにリンクしますね。
http://art-corner.jp/?page_id=103
江戸絵画と安村先生の解説とCORNERに刺激を受けた秋の1日でしたー!