皆様こんにちは!
シリーズ化のご要望もいただいている(*´艸`)浮世絵まち歩き。
第二弾は 羽田空港国際線ターミナル をご紹介します!
いやぁ、本当に外国の方の訪日がうなぎ上りに増えていますね。
空港にてあらためて実感しました。
外国の方や日本の方はもちろん、
日本の玄関が千葉県の成田空港とここ、羽田空港というのはご存知だと思いますが、
空港って自分が旅に出たり、見送りや迎えに行ったりはするものの、
用事なければ、なかなか行くことって無いのでは?
でもでも、 用事がなくても楽しめるスポットなんですね!
し・か・も ココは浮世絵好きの皆さんも楽しんでいただけること請け合い!
早速ご案内していきますよ!
まずは、国際線ターミナルの4階にあります
江戸小路
その名前からして何ともそそりますが、
その名の通り江戸をコンセプトとしたショッピングモールです。
出発ターミナルからエスカレーターで4階にのぼると、
まず大きな鳥居を構えた
江戸舞台 がお出迎え。
何とも期待させる演出です。
この江戸舞台では様々な日本の伝統芸能などのイベントが行われています。
ぜひ一度見てみたいですね~。
館内は「和」と「江戸」をテーマにした町並みをイメージして作られ、
まるで、江戸にタイムスリップしたみたい!
歌舞伎小屋のような風情もたまらないですね〜。
江戸小路の町並みは江戸情緒にこだわっていますが、
飲食店は日本食ばかりではなく、 イタリアンやラーメンなどもあります。
結構ギャップはあるのですが、
なんとなく江戸風にアレンジしているところがおつな感じで面白いんです。
各お店に目を向けてみると、ありますね!
浮世絵をモチーフにした商品がたくさんあるんです!
例えばこちらは富嶽三十六景の『隠田の水車』をモチーフにしたお菓子。
何でも、このお店の発祥が原宿だからとのこと。浮世絵で地元をアピールいいですよね!
こんなグッズや
こんなグッズも。 はたまた
皆さんよくご存知のこんなお菓子まで。
本当に様々な浮世絵をモチーフにした商品があるのには、いささか驚きでした。
やはり日本といえば浮世絵のイメージなんでしょうか。
確かに日本よりも、ukiyo-eとして海外の方が関心が高いので売れ行きのいい定番商品なんでしょうね。
様々なお店や商品を拝見してすごく勉強になりました。
そんな街並みを楽しみながらしばらく歩いていくと
何やら興味深い風景が・・・・・ 近づいてみると
おぉ! ここにも日本橋が!!
この橋は、その名もはねだ日本橋といい、この施設が開設する際に作られたそうです。
はねだ日本橋は、江戸時代当時にあった日本橋の約半分の大きさで復刻されたもの。
当時、日本橋は全長約51メートル(28間)、幅約8メートル(4間2尺)。
それに対し、はねだ日本橋は、25メートル、幅4メートルと少々小ぶりですが、
いやなんのなんの 立派な作りです。
材料も檜をふんだんに使い、これぞ日本橋!といった威風堂々たるものです。
実際に渡ってみると、右側には立派な屏風画。
左側は出発ロビーを一望。
下から望む橋脚も本当に立派です!
そもそも「なぜここに日本橋」を??と思っていたのですが、橋のたもとに
「旅立ちは 昔も今も日本橋」
短いながらも、これほど的確な表現の仕方がほかにありますでしょうか!! (ない!)
ここ最近、残念ながら私は旅からちょいと縁遠くなっていますが、
はねだ日本橋を渡り、ますます旅に出たい〜〜!
という抑えきれない願望がめきめきと出てまいりました。(どうしましょう!)
普段は旅に行かないとなかなか訪れない空港。
でも旅に出なくても十分楽しめるスポット満載なんですね!
皆様もぜひ遊びに行ってみてはいかがですか?