金沢文庫 | 復刻版浮世絵木版画専門店
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「復刻版浮世絵ってなに!?」

先の展示会で
たびたび質問をされたのが
「復刻版浮世絵ってなに?」という
ものでした。
または、
「浮世絵に復刻版があるとは知らなかった」。

この仕事をしていると
ついつい、「復刻版浮世絵」が
当たり前のものとしてあるので、
一番最初に問われた時は
はて、どこからお話をすると伝わるのかしらと
「復刻版浮世絵ストーリー」の
起承転結を考えました。

もちろん皆様、
浮世絵はよーくご存知なのです。

ところが、
「復刻版????」。

でも数年前を振り返ると
自分自身もそうだったなと思い出します。

そんな自分が
復刻版浮世絵ってすごい!と
びっくりしたのは
まず、
「彫り」の作業を知った時でした。

「え!?
人間がこんなに細い線を
彫ることなんて出来るの!?????」

それが、こんなふうに出来るんですよね。

なかでも
毛割(けわり)なんて言ったら
気絶しそうな作業です。

もちろん、彫りの仕事は
昨日今日始めて出来ることではありません。

何十年も地道な
努力を重ねた結果です。

だから
「復刻版浮世絵ってなに?」の
ご質問の返事には
まず、
「これらの絵を描いたのは
皆さんご存知の
歌麿だったり、
北斎だったり
広重ですが、
その絵をもとに
線を彫って、
色を摺っているのは
現代に生きている職人さんたちなんです」
と、ここからスタートして
お話をさせていただいています。

絵の素晴らしさはもちろんですが、私たちは
彫師さん摺師さんの素晴らしい仕事を
もっと世に広めていきたいと思っています。