二世小佐川常世の竹村定之進妻桜木
寛政六年五月、河原崎座の「恋女房染分手綱」に登場する小佐川常世役の桜木を描いた作品です。 この常世という女形は、愁嘆事に秀いで、華やかさに・・・
寛政六年五月、河原崎座の「恋女房染分手綱」に登場する小佐川常世役の桜木を描いた作品です。 この常世という女形は、愁嘆事に秀いで、華やかさに・・・
寛政六年七月、河原崎座上演の「二本松陸奥生長」という伊達騒動を扱った狂言の登場役者を描いた作品です。 ここでも写楽の機構美が発揮されていま・・・
寛政六年七月、都座の「けいせい三本傘」に出演した俳優を描いた作品です。 この絵ほど歌舞伎の独特の見得の美しさを感じさせる作品はありません。・・・
寛政六年五月、桐座の狂言、「敵討乗合話」の内の役を描いた作品です。浪人した上、貧困のうちにあって、志賀大七(二一座)のために殺害される役ですが、その寂・・・
寛政六年七月、都座の「けいせい三本傘」の出演俳優を描いた作品です。この図の特徴のひとつとして、色彩が背色の白雲母摺と対映して、他の写楽の作品と比較して・・・
第一期の作品中に含まれる二人立半身像は、色彩と人物にもひとつの対照を見せているのが特徴になっています。 痩せた富三郎と肥った万世との対照、・・・
女形を描いた写楽の作品の中では名作の一枚になります。 寛政六年五月、桐座上演の「敵討乗合話」で、親の敵志賀大七を妹のしのぶとともに討つ役、・・・
この絵は写楽作品中でとても有名な一枚です。寛政六年五月、河原崎座上演の「恋女房染分手綱」に登場し、悪人鷲塚八平次の手下の役を描いた作品です。 ・・・
寛政六年五月、河原崎座の切狂言として上演された「義経千本桜」の内川連館の場に登場する二人を描いた作品で、写楽の第一期の半身二人立図のうちのひとつになり・・・
寛政六年五月、河原崎座上演の「恋女房染分手綱」で、乳人重の井と恋に落ち、主家の役柄が完全に描かれている作品です。一見平凡のように見え、やさ男で意思が弱・・・